最後の機内食、コーシャミールとムスリムミール
2011年 02月 18日
特別機内食に目覚めて以来、ベジタリアン各種、ダイエット各種などを試してまいりましたが、今回でいよいよ種切れになりそうです
ていうか最後の大物でございますよ(^^ゞ
取材協力はいつものステキなタイ航空(スターアライアンス加盟)でございます
注:タイ語でカーンビン・タイ(普通の航空会社はサイカーンビンなになに)
離陸前の席で確認されます
ミスターkimcafe、アーユーオーダーコーシャミール?とかね(^^ゞ
鷹揚にうなずいたんですが、その後に意外な質問が続きました
「箱は自分で開けますか?」
「はあぁ?」とは思いましたがYESと答えると、しばらくしてこの幕の内弁当のようなものが運ばれてきました
まだ離陸もしてないのに機内食食べろっちゅうのかえ!?(^_^;)
けげんな顔をしていると、イケメンのFAが箱を開けるように促します
なるほど分かりました
確かにユダヤ教の教義に従った厳格な混じりッ気のないコーシャ・ミールであることを保証するための儀式なのでございましょう
爪で封印シールをピリピリと破りました
幕の内弁当風のコーシャ・ミールはいったん引っ込み、離陸後にまた私の席にやってまいりました
いやあ、この幕の内弁当なんかうれしいですね(^_^)
ココだけの話、コーシャミールはこれまでで一番凝った、一番お得感のある機内食でございますぞ
みなさま真似をする時はどうかkimcafeに聞いたと言わないでくださいね(^^ゞ
封を切ったのが自分でも、その後どのように扱われたか不安じゃないの?とおっしゃる厳格なユダヤ教徒のみなさま
ご安心あれかし、ひとつひとつのお皿はアルミの蓋で密封されておりますぞ
メインの皿だけはホットであとは常温のままのようでございます
メインは鮭と野菜とコーン、なかなか美味しいでございました
ポテトとグリーンピースのサラダ(?)はレーション(兵隊の糧食)みたいな雰囲気です
クラッカーは素気なく、スナック意外な固さ、あとはリンゴの摺りおろし、そしてチョコレートムースという内容でございました
缶詰風になっていますから宇宙食を食べてるような気分でもございます
ユダヤ教徒のコーシャミールとは厳格なものなんでございますねえ、いい経験させていただきました(^^ゞ
そしてバンコク到着前の軽食は菜食の時のようなフルーツ詰め合わせがビニール袋でどーんと!(^^ゞ
いいですけど、これからフルーツ天国へ行くのにリンゴとオレンジはいらないかなぁ
ANAのコーシャミールはこちら→実録!ユダヤ教食、コーシャミールは2度食べろ
さて、バンコクからの帰りはムスリム・フードです
こちらも宗教的に厳格な食事でございますので期待できますよ
おお、これがイスラム食ハラルであること証するマークですね
ザ・セントラル・イスラミック・コミッティ・オブ・タイランドとあります
よく見ればヨーグルトと水にもハラルのマークが付いてます
ううむ、さすがと感心していると回りの方の普通の食事にも同じヨーグルトが付いてるのでした・・・なーんだ(^^ゞ
でも、ハラルマークの水は他の方には付いてないようです
それからマーガリンとクロワッサンにはハラルマークないですよ、いいんでしょうか
料理は具入りのオムレツがメインでございます
それにチキンの串焼きも付いてます
これもいけますよん(^_^)
東京に近づくと軽食がやってきます
私のケーキにはちゃんとハラルのマーク
他の方のケーキはいわゆるフルーツケーキでマークなしでございました
ああ、次のフライトは楽しみがなくなるなあ、お子様ランチ頼んだらだめでしょうかね(^^ゞ