本家小嶋の芥子餅とニッキ餅

本家小嶋の芥子餅とニッキ餅_c0030645_21503596.jpg堺は千利休の生まれた町であり、また南蛮貿易で栄えたところでございます
そのせいか古い菓子屋が多くあるようでございます
ちく満の近くにも本家小嶋という古い菓子屋があるので寄ってみましょうね(^^ゞ
こちらは芥子餅というのが名物だそうです
暖簾にはなんと天文元年創業の文字があります
調べてみると1532年、室町時代のこと、鉄砲伝来が「以後予算かかる=1543年」ですからそれより古いんです

本家小嶋の芥子餅とニッキ餅_c0030645_21561244.jpg本家小嶋は4人も入ったらいっぱいというこじんまりした店で売り物の菓子は4種類のみです
しかも2種類は予約が必要とのこと、商売のやり方も室町風でございますね(^^ゞ
しかし、内装といい、紙包みといいとてもセンスがいい店です
ちなみに、初代から数えて11代目位でしょうか、こちらの若旦那(20代前半?)はイケメンでございますよ

本家小嶋の芥子餅とニッキ餅_c0030645_2224214.jpg購入可能な芥子餅、ニッキ餅が意外に小さかったので2個ずつ(1個115円)買っていくことにします
続いて向かったのが、千利休の住居跡でございます
ここで往時を偲びながら、芥子餅をいただこうという作戦でございましたが・・・(^_^;)
しょぼい!ただの空き地・・・しかも閉まってる
茶室風の東屋くらいあるのかと思いましたが、これではどうしようもありません

本家小嶋の芥子餅とニッキ餅_c0030645_22631.jpg自転車を走らせ「当初の場所に建つ灯台としては最古」という灯台をみたりして海に近い公園にやってまいりました
日陰のベンチをで伝統の芥子餅をいただくことにいたしましょう(^_^)
でも、ここでまた誤算です(^_^;)
自転車で走り回ったせいでニッキ餅の粉が芥子餅の芥子粒にかかってしまっています、これは美しくない
しかも、形も三角に変形しているようです・・・あちゃー!(>_<)
ちなみにちなみに、芥子餅、ニッキ餅とも
大変においしゅうございましたよ(^^)v
4個くらいペロリでございます

本家小嶋 堺市大町西1-2-21

さて、恒例の枝雀落語です
饅頭とくれば「饅頭怖い」でございましょう
仲間内で怖いものを話し合っているときに高慢ちきな男が「饅頭が怖い」といいます
皆はそれなら饅頭を買ってきて脅してやろうと上等の饅頭を買ってきて部屋に
放り込むというあの話です
噺家によってでてくる饅頭の名前が違うようですが、枝雀の話では「高砂屋のじょうよう
(薯蕷)饅頭、かんせん堂の栗饅頭、巴堂の太鼓饅頭、たちばな屋のへそ、きやすの
酒饅頭というのが登場します
残念ながらそれらがどの店のものなのかは判読できておりません
さて、落語の落ちは芥子餅など4個食べた時の私の心境と同じでおます(^^ゞ
「あんたのホンマに怖いもんはなんなんや」
「今はね~熱~いお茶が一杯、怖い」

くわしくはこちらのサイトをどうぞ→饅頭こわい
by kimcafe | 2011-05-22 22:30 | 大阪 Osaka(29) | Trackback | Comments(0)

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