出石永楽館で鯉つかみを楽しみ、サンドイッチを食べる
2012年 11月 09日
いよいよ永楽館でございます
永楽館歌舞伎初日でございますよ
幟も立ち並び、着物姿のみなさんも行列して芝居気分が盛り上がりますね(^^ゞ
愛之助が口上で語ってましたが、初めて出石で芝居をした時、あまりに人がいないので大丈夫かと思ったと・・・
でも、芝居の当日にはどこからともなく人が集まってきたとか・・・
この日もそんな感じでした(^^ゞ
この永楽館という芝居小屋は明治の建物だそうです
外から見るとあまりぱっとしないんですが、中に入ると素晴らしんです
レトロな看板、「イの一」とか書いた札付きの座布団が並ぶ桟敷席、そして二階席もすてき!
なによりこの狭さ、舞台への近さが素晴らしいんです(^_^)
2階奥の席から見てもこんな感じです
これなら小学校の体育館より一体感がありますよ(^^ゞ
最初の芝居は実録忠臣蔵です
大石内蔵助の妻りくが出石のある豊岡市の出身ということで珍しい上演だそうです
愛之助の永楽館歌舞伎にかける情熱がわかりますね
続いてお昼タイムですが、なにも用意していなかったので永楽館前のテントで販売されていたサンドイッチ400円を購入いたしました
ま、よろしいでしょう(^^ゞ
口上の後は鯉つかみという芝居です
これも愛之助の思いが詰まった芝居でございまして・・・というのは、この芝居の見どころは鯉の精と若武者の戦いなんですが、それを本物の水の中で行うんです
拵え中の舞台を覗いたらプールというか露店風呂みたいなのが見えました
普通の劇場では舞台に穴を開けるということができないので木造の永楽館だからできる芝居ということで、愛之助たっての願いで実現したらしゅうございます(^^ゞ
舞台から水が降り注ぐとかで前の席のみなさんにはビニールのカッパが配られました
歌舞伎見るというより、なんとかランドみたいですね(^^ゞ
でもみなさん楽しそうに準備しています
でもってこんな風に愛之助と鯉の決闘が展開されます、ばばばんばん(^^ゞ
いやあ、楽しませていただきました
これで全席一万円ですから、えーと何人いるんだろう200?300? 1日2興行だからウン万円か?と計算してしまいました(^^ゞ
下にYOUTUBEで見つけた 實川延若の昭和45年の鯉つかみを貼っておきます
歌舞伎好きの方でしたらぜひご覧ください、私もIPODに保存して持ち歩いておりますよん
ちなみに鯉との決闘シーンはパート4の終り5分位です