浮世柄比翼稲妻、弁当は四谷八竹でやっぱり茶巾寿司
2012年 11月 18日
昨日は国立劇場にて浮世柄比翼稲妻(うきよづかひよくのいなづま)を見てまいりました
中村錦之助演ずる名古屋山三(なごやさんざ)という男でございますが、なかなか色男です
最初の場では敵の不破伴左衛門(ふわばんざえもん、松本幸四郎)と腰元の岩橋(いわはし、福助)を争って勝ち、第三場では、吉原の花魁・葛城となった岩橋が雨漏りのする山三の浪宅を花魁道中にて訪ねて来るというもてっぷりです、うらやましいわいな~(^^ゞ
おまけに女中のお国(福助二役)にもべったり惚れられて、こんなセリフまで吐きます
「あの葛城は一夜妻。内に残すは宿の妻。今より女房」
・・・うーん、やりわいな~(^^ゞ
は、置いといて・・・この日も国立劇場大劇場の最上階です
1,500円の席からでも双眼鏡を使えば役者の表情もよくわかりますよん(^^ゞ
ご覧のような両花道です
最後の場で名古屋山三と不破伴左衛門がそれぞれの花道からしゃべり合い、遂には吉原の仲の町での真剣勝負となるのでございますよ
ま、それも置いといて、この日も八竹で大阪鮓の詰め合わせ850円を買ってまいりました
ただし、こちらは築地でなく四谷の八竹でございます
両店は姉妹店のようですが微妙に違うようでもあります
まず、茶巾寿司の蓮根の量では四谷のが多いです、従ってシャキシャキ感が強い
あとは・・そうです、四谷の生姜はビニール入りでした(^^ゞ
四谷八竹(はちく) 新宿区四谷3-1
そうでした、今月はもうひとつ新橋演舞場の吉例顔見世大歌舞伎にも行ったんでした
しかし、こちらは平日で都合で最後の四千両小判梅葉しか見れませんでした
菊五郎の富蔵はどうなんだろうと思っていたんですが、どうしてどうして立派な盗人振りでしたよ(^^ゞ
そういえば源氏店では蝙蝠の安がよかったですもんね
さて、次は12月の国立・鬼一法眼三略巻と年末京都の顔見世ですねえ
trintrinさん、またお願いしますね~m(__)m