会津若松満田屋の田楽コースは食のエンタメ
2013年 03月 27日
満田屋という味噌の老舗があって田楽も食べさせると知り、そこにしようと考えておりました
でも、田楽コース(田楽7本)で1150円というお値段はどうなの?という疑問があって迷っていたんです
田楽って豆腐や蒟蒻を焼いて味噌を付けたものでしょ、なぜにそんなに高いのだ・・・(ーー;)
観光地の有名店で高い値段付けてんじゃないの~という疑いがあったのです
しかも、ちょうど昼時になってしまったので混んでるといやだな~という気持ちもあったんです
満田屋に着いてみると、味噌などを販売する店舗の奥が田楽スペースになっていて、かなり広いんです
混んではいましたが、カウンターというか囲炉裏端というか、田楽端に席が取れました
覚悟を決めて1150円の田楽コースを注文いたしましょう(^^ゞ
囲炉裏端ですから田楽の焼ける様子がよくわかります
コースのひともあり、追加で田楽を頼むひともありなので、時間がかかる田楽を焼いて間違えずに出していくのも大変です
田楽を焼いている女性たちは焼くだけでなく、「いらっしゃいませ、あちらにどうぞ」とか接客もやるんです、ますます大変・・・
まずは蒟蒻が2本焼けました
「こちらが柚子みそ、こちらが甘みそです」という説明もあります
私は元来、蒟蒻って旨いものだとは思っていなかったので、なんで蒟蒻が2本なのよ!?と思っていたんですが・・・旨いです(^_^)
コンニャクってこんなに美味しかったっけ?という感じでした
俄然、次の田楽に対する期待が高まります
続いて厚揚げです
山椒味噌だそうです
これもおいしい!(^_^)
でも、熱いので気を付けないと口の中が火傷します
はふはふ・・はふ
餅です
餅の田楽というのは知りませんでした
甘味噌です、これも美味しいです(^_^)
お腹にも溜まりますね
さといも、甘味噌
これはまあまあ・・・かな(^^ゞ
たかが田楽の7本位と思っていたんですが、かなり食べ応えありますよ
ここらあたりで田楽の串の種類がいろいろあるのに気付きました
味噌の種類が違うだけでなく、串もその材料に合わせているとは・・・満田屋の田楽恐るべしですね(^^ゞ
回りのお客さんは観光客というよりも地元の方が多いようです
隣りはママと幼稚園位の男の子ですが、田楽で火傷しないように気をつけなはれや
これは、しんごろう、じゅうねん味噌です
しんごろうというのは半つぶしのご飯だそうです
私の好きなきりたんぽの会津ヴァージョンといったところですが、これは特に美味しかったでございます(^^)v
最後は身欠にしんの山椒味噌です
でんぷん質中心だったので、やっとノンヴェジがでたなって感じです(^^ゞ
「特に熱いので気を付けてください」とのこと、確かに熱い・・・ふふぁふふぁ・・・でございます
このように満田屋の田楽で心もお腹も大変満足したのでございます
満田屋の田楽は寿司バーや高級鉄板焼きなどと同じように食のエンターテイメントといってよいでございましょう
来てよかったです
寿司に飽きた外人の友達を連れてくるのに最適の店でございますよ(^^ゞ
満田屋(みつたや) 会津若松市大町1-1-25