断食後、東京ジャーミィでイフタール食事会に参加する
2014年 07月 27日
昨日のことです、代々木上原のモスク、東京ジャーミィに徒歩で向かいました
今日は朝から何も食べておりません
なぜなら今はラマダン、いわゆるイスラムの断食の月であり、今日は東京ジャーミィのイフタール(日没後の断食あけに提供される食事会)に参加するからです
暑い日でした
昼間、自宅から笹塚まで歩いて行こうとしたんですが、暑すぎるのとお腹が減ってるので断念しました(^^ゞ
でも、夕方になって風もでてきて涼しくなってきたので、なんとか代々木上原まで倒れずに歩けました
まだ、日没=食事開始までは時間があるんです
そこで美しいモスクの回りも見てみることにしました
モスク裏の建物
昔は回教学校だったようですが、今はどうなっているんでしょう?
駐車場からのモスク
いい姿ですね
窓から調理している人が見えたので、アッサラーム・アレイコムと挨拶して、写真を撮らせてもらいました
しかし、断食しながら料理を作るってどんな気持ちなんでしょうね
2階の礼拝所の中の写真も撮っちゃいます
初めてだと、モスクに入っていいんだろうか? 礼拝所内は入れるのかな? 写真は撮っていいのかな?・・・といろいろ悩むところですが、見学者はウェルカムのようです
写真も礼拝の時間でなければOKのようです
礼拝所の2階のバルコニーみたいな場所は女性専用です
よく見ると3階のドームの横にも上がれるようですね
ラマダンに合わせた日本人向きの講演もあります
講師はリーム・アハマドさんといってエジプト人で元NHKのアラビア語教室の講師だそうです
そしてタイトルは「ラマダーンは飢餓の月ではありません」です
要するにラマダーンの時期というのは、日本人が考えるような、辛い嫌な断食の時期ではないですよというのが主題です
で、断食の効用は、1.断食後の食事が美味しい・・・同感というか、私もそのために朝から食べずにきました(^^ゞ
2.世界の飢えている人々のことを考えるきっかけになる・・・うっしぇー!それは考えてませんでした、これから感じましょう
3.最後の審判の時に神から、正しく断食した者として認められる・・・おおお、それも考えてなかったですけど、要はタンブン、徳が積めるということですね
彼女も子供の時、大人の真似をして断食をしたかったけど10歳になるまでやらせてくれなかったそうです
子供にとっても、テレビの特別番組もあるし、毎日がお祭りのようで、楽しい時期だとは意外でした(^^ゞ
そういえば大塚のハラールショップの店長に「もうすぐラマダンだね」と話しかけたら、「たのしみだ」と言っていましたっけ
ラマダンとは関係ないですけれど、改めて「美人は得だ」というのも言っておきましょう(^^ゞ
さーて、下の会場でいよいよイフタールの始まりですよ(^^)v
アザーン(お祈りの呼びかけの言葉)が流れると食事開始の合図だそうです
トレイを持って並ぶと料理を入れてくれます
テーブルは男女別です
例え夫婦であっても、オフ会メンバーでもあっても例外は認められません
実は、trintrinさん、にこちゃん、ヒョウちゃん、カルロスさんとイフタールオフ会だったんですが、trintrinさん、にこちゃんとは泣き別れです
会場はこんな感じです
圧倒的に日本人が多いようです
trintrinさん、にこちゃんがどこにいるかも分からないです
断食後はまずナツメ椰子の実(デーツ)から食べるとどこかで読んだので、まずはデーツをいただきます
美味しいです、2個食べちゃいます(^_^)
そしてメインはこちらです
主食は押し麦でしょうか? フワフワした食感です
そしてミートボール入りのシチュー美味しいです(^_^)
左上は豆のスープかな押し麦にかけて食べると美味しいです
どれもマイルドな刺激のない味なんですが、よーく味わってみるとそれぞれ複雑な香辛料が感じられます
ここらも絶食のおかげでしょうか(^^ゞ
食事の後、もう一度2階のテラスに上ってみます
もうすっかり暮れました
イフタールの食事会、大変おいしく、勉強になりました、感謝でございます
夜の東京ジャーミィもステキでございますよ(^^)v
東京ジャーミィ 渋谷区大山町1-19
昼間に豚肉&ビールのカ○○スさんとか、ワタクシなんざ罪深いものでございます。
しかも歩いていったんですか。
真夏のカッパドキアで隣町に歩いて行くような、危険度です。
あー、「刺激の少ない料理」とか、罪深いことを口走った輩も1名いたようですが、身体に優しいものだったんですね。
ちなみに、歩道から大食堂は覗けました。