四月歌舞伎座で六歌仙容彩と穴子丼(切落し)
2015年 04月 04日
当分、会社も辞めず、長期の旅にも出られないんです、ぐすん(;_;)
だったら日本でしかできないことをやってやろうじゃないの!
ということで歌舞伎座にやってまいりました(^^ゞ
四代目中村鴈治郎襲名披露 四月大歌舞伎でございます
昼の部出し物は、碁盤太平記(ごばんたいへいき)、六歌仙容彩(ろっかせんすがたのいろどり)、廓文章(くるわぶんしょう)吉田屋でございます
廓文章は1月の大阪松竹座での鴈治郎襲名披露でも見ましたが、「劇中にて襲名口上申し上げ候」が面白いですね
しかし、もっとも気になっていたのが六歌仙容彩(ろっかせんすがたのいろどり)でございます
平安時代の有名な歌人(男5人、女1人)を登場させた踊りで、美女で有名な小野小町をみんなが口説いては撃沈するという話だそうです、こりゃ面白そうですね(^^ゞ
左の画像は最初に登場する僧正遍照(そうじょう へんじょう)ですが、坊さんである故、小野小町に諭されて振られます
続いて仁左衛門の文屋康秀(ふんやの やすひで)は小野小町にも会えず、立ち役が化けた女官たちに追い出されてしまいます・・・かかか(^^ゞ
そして喜撰法師(きせん ほうし)は小野小町ではなく祇園の遊女(?)お梶にからみます
左の画像は七代目坂東三津五郎の喜撰法師です
そして八代目の喜撰法師が下のyoutube、どうやら代々三津五郎家のお家芸だったようです
そして今回、喜撰法師を踊るのが尾上菊五郎でございます
坊主頭のカツラは剃り後が青っぽいですが、頭の後ろに2つ禿があるのと、鼻の下の髭後も妙に目立つのが面白かったでございます
こんな踊りの演目が楽しいだなんて・・・ワシも歳とったんでしょうね(^^ゞ
さて昼食は渋谷東急フードショーのかげん鮨で買ってまいりました穴子鮨(切落し)689円でございます
これが柔らかくて、ちと濃い目だがいい味付けで美味しかったでございます(^_^)
だいたい観劇弁当だと千円前後が普通でございますから、700円以下とかでで満足できるものにあたると嬉しいんでございますよん