久々の幕見で「嘔山姥」、それからレストラン早川のポークソテー
2016年 08月 13日
でも、8月納涼歌舞伎は油断してたら3階の3000円の席が早々になくなってしまったんです(^_^;)
そこで並んで幕見で見ようと、11時開演のところ10時に到着したところ、いきなり長蛇の列と「お立見」の非情な看板がございました
しぇー!(>_<)
仕方ない並びましょう・・・
それにしても外人が多いですね
幕見で並んでいるうちのざっと2割は外人ですよ(kimcafe調べ、東アジア系除く)
私のすぐ前も白人と南アジア系の若い女性の2人連れです
その他にもフランス語でしゃべってるでっかいタトゥーを入れたお兄さんと女の子・・・などなどいっぱいです
外人観光客が歌舞伎に興味を持つのはいいことですが、理解できるのか?心配なんでございますよ(^^ゞ
意外と待ち時間も短く、10時半位にはチケットの発売、入場となりました
中には11時開演の1部が立見なので諦めて2部に切り替え、さらに並ぼうという方もいらっしゃいます
私がゲットしたのは70番目というチケットなんですが、一幕見席って80席位あるんじゃなかったかしら?(^_^;)
エレヴェーターで4階に上がり、チケットの順番で入場すると、あらら!? 立見のはずの席がまだあるんです
これは超ラッキーでございます
思わず続いて席に座った女性に「座れてよかったですね」と連帯の挨拶を送ってしまいました(^^ゞ
昔は知らない人に声をかけるなんて絶対にしなかったんですが、年の功なのか図々しくなったのか、最近はけっこういろんな人に話しかけております
で、私の前にいた南アジア系の女性も友人と一緒の席は取れずに私の隣に座ることになりました
さて、扇雀さん主演の嫗山姥(こもちやまんば)ですが、元傾城(廓の遊女)の八重桐が自分を捨てた男と巡り合うんです
ストーリーはこちら⇒「八重桐廓噺」
その場で乞われるままに遊郭で他の遊女とその旦那を張り合った話や結局、旦那に捨てられた話をたっぷりと語ります(もっとも、半分は浄瑠璃ですが・・・)
その浄瑠璃の語りが5割くらいしか理解できないんですよね(^^ゞ
もっとも、私はパンフで粗筋とか読んでますし、傾城とか遊郭、紙衣(かみこ)の衣装が何を意味するとか分かっているから理解できますが、外人客の皆さんには果たしてどうなんだろうか?とか、気になっちゃうんですよね(^^ゞ
特に隣の南アジア系の若い女性の反応はどうか?なんて・・・気を散らしておりました(^^ゞ
しかし、一幕だけを1500円で見ることができるって、かなりお得でございますよ
平日ならぐっと空いておりますので、ぜひ、歌舞伎を一幕見でお試しくださいませ
・・・は、おいといて、12時に終了して昼食は歌舞伎座向かいというか、昭和通りを挟んである、インド料理ナイルレストランの隣のレストラン早川にしました
ここは昔から気になっていたんですが、11時から一幕見てというタイミングは絶好でございます(^^ゞ
思ったより小さな店でした
6人、4人、2人掛けのテーブルが各1個、あとは狭いカウンター席が2つのみです
昼時でもあり、テーブルは全部埋まっていましたが、カウンターをかたずけてもらい着席することができました
目玉焼定食、コロッケ定食、日替わりもなぜかコロッケ、ハムエッグ定食・・・うーん、なんかメニューが古色蒼然というか昭和初期の食堂車のメニューみたいにレトロじゃございませんか?(^^ゞ
で、注文はこれも準レトロなメニュー、ポークソテー1000円にいたしました
このポークソテーって、古い洋食屋にはけっこうあるんですが、価格がけっこう高いんですよね~
こちらでも千円とはいえ、コロッケ定800円、ハムエッグ千円などと比べるとぐっとお得感があるじゃございませんか(^^ゞ
箸で食べるポークソテー、美味しいです(^_^)
付け合わせもケチャップスパ、ポテトサラダとレトロ定番、それにフルーツものっているところが泣かせますね
あと、レストラン早川に入って嬉しかったのが、この大きな歌舞伎座のポスターが貼ってあったことです
昔から同じ町内ですからね、宣伝しておきますよ・・・なんて、心意気がいいではないですか(^^ゞ
レストラン早川 中央区銀座4-10-7