小粋な店で鮪でも・・・ よし梅
2005年 10月 06日
といっても、「なるほどなあ、どうりでこの造りは・・と、思ったぜ」てなはずないよね(^^ゞ
大体、「置屋って何?」 だよね、普通
まあ、その辺の勉強は今度ゆっくりやるとして、ここんちの建物は、さすがに粋な風情がたっぷりとある
それと、よし梅の向かいにあるのが大観音というお寺だ
ここは、谷崎潤一郎の「幼年時代」に何回も登場するのであーる
大観音の参道に子供相手のおもちゃ屋があって、甘えん坊の谷崎は、いつもばあやにおもちゃを買ってもらっていたのだが、あるときねだった刀(?)はけっこう高くて、坊ちゃんを猫っかわいがりのばあやもさすがに買ってはくれなかった
なおもぐずっていると、猫が急に現れて谷崎坊ちゃんの顔を引っかいたんだそうな、それで激しく泣き出すのを見て、おもちゃ屋が安くしてくれたので買ってもらうことができた・・・というエピソードがのっている
そのおもちゃ屋のあたりに今のよし梅があると思われる
大観音そのものは、水天宮みたいに2階建てになっちまって、さっぱり風情がないが、この井戸だけはいい雰囲気をだしてるな
よし梅の入り口がまたいい感じ
惜しむらくは、昼時にこの粋な店に入っていくのが、ちっとも粋じゃないおじさんばかりだってことですね(^^ゞ
ここんちの売り物は、ねぎま鍋です
ねぎま鍋ってのがまた、粋な料理のようですね(詳しくはまたいずれ)
いつの日か着物姿の彼女と2人で暖簾をくぐってみたいもんですね
そんで、ねぎまを突っついたりして・・・ひひひ(~o~)←妄想です
ランチのヅケ丼 1000円
ねぎまがだめならヅケ丼でいこうよ、同じ鮪なんだし
うん、さすがにいい鮪使ってるな(^_^)
鮪の量もたっぷりのってるからけっこうお値打ちだよ
よし梅のねぎま鍋は、夜の人形町をゴージャスに楽しんでいる「きのこ」さんのブログ「Tea time diary」の「人形町 よし梅 に行く」でご覧ください
よし梅本店 中央区日本橋人形町1-18-3
寒空の下、人形町の老舗へ。 昔ながらの町屋のような座敷は、照明が暗め。 迷わず雑炊定食。 具材は、鴨、海老、帆立、牡蠣から選ぶことができる。 二人以上の場合、鴨・海老・帆立か鴨・海老・牡蠣のいずれかのミックスも注文可能。 今回はそれなりに人数が居たので、両..... more
江戸っ子ですから、こういうのはもう大好き♪
谷崎文学も大ファンですよっ♪
これ、鉄火丼みたいなのかしら? 鮪、食べたいなぁ。
じゃ、これからねぎま鍋でも見に行ってきます~
たしかに 「いつになく」 豪勢な晩御飯でした (^_^;)
お店の近くにある「よし梅別館」のお惣菜(「いわしの梅煮」とか)も美味しかったです。お酒の肴にも良しですし♪
よし梅でランチを食べて美味しかったから、と お惣菜を買っていたサラリーマンの方もお店でお見かけしました。
こんどは、憧れの芳町店を、夜予約できればと思っています!
谷崎潤一郎のエピソードも楽しく読ませていただきました。
芸者置屋といえば、なんとなくそんな風。
真っ昼間に行っても、日が差さないから、夜みたいでしたね。
なすのはさみ揚げ定食や、鯵の南蛮漬け定食や、雑炊なんか
食べておりました。