悶える肉はご飯のお供 干菜[火悶]肉
2005年 11月 29日
この料理は、火偏に悶えると書くのだからどう見ても「悶える肉」としか読めないですね
じゃあ悶える肉って何なんじゃ?
要するに、このようなお碗を使って蒸す料理法のようです
前に魯迅の店として紹介した紹興の咸亨酒店の干菜[火悶]肉 20元(約300円)です
お碗を開けると、ほら、こんな感じです
中から千菜という漬物と豚ばら肉の甘辛煮みたいのがあふれでてくる(^_^)
ただ、ここんちの干菜[火悶]肉は、しょっぱいです
紹興酒の肴にするか、白いご飯がないとたくさんは食べられないですね
ああー!ご飯が欲しいよう!
(干菜[火悶]肉を残してでたのですが、近くのお客がささっと座って食べてしまったようです)
ご飯がなくて、充分に食べられなかったのが口惜しく、その晩も別の店で、干菜[火悶]肉を食べちゃいました(^^ゞ
こんどはご飯のおかずにできたのでステキに美味しかったです
千菜というのは漬物の一種で独特の匂い(黴臭)があります、それだけで食べるとイマイチですが、肉と一緒に調理するとなかなか旨いもんです(^_^)
やっぱ、悶えさすのがコツなんでしょうね
これは、おまけの咸亨酒店の素火腿10元(約150円)です
これ何の形だと思います?
魚? ひょうたん?
実はこれは火腿(=中華ハム)の形を表しているようですね
精進で作ったハムを腿そのままのハムのミニチュアの形にしたもののようです
味は・・・全然違うけど・・・(^_^;)
来年の旧正月は1月末なので、年明けすぐに
火腿の屋台が並ぶんですなぁ
なんだかあわただしいです
何となくビールのつまみに合いそうな匂いがしたんだけどなぁ.