秘法伝授 歌舞伎座一幕見席にて芝居を堪能するの法＆神田志乃多寿司

お茶の水駅を聖橋口から降りて、ニコライ堂を仰ぎながら駿河台を下ります
そして着いたのが近代的なデザインの、どちらかというとそっけない建物ですが、こちらは伝統ある神田の志乃多寿司でございます
今日は、こちらで寿司折を買ってお弁当にするという趣向でございますよ(^^ゞ


そして、向かったのはご存じ木挽町の歌舞伎座でございます
みなさんご存じでしょうか、このレトロな歌舞伎座は4月公演を境にして建て替えになってしまうのでございますよ
そこで昨年来、歌舞伎座さよなら公演と題して毎月歌舞伎が上演されてきたのですが、3月・4月でいよいよそれも最後となってしまいました

さて、いよいよ秘法公開でございます
【その１．一幕見席待合席にて各部の開演2時間より並ぶべし】
最近はさよなら公演も大詰めとあって、その混み方が尋常ではありません
4月分なんて一般前売り開始と同時にネットも電話も全然つながらず、昼にやっとつながったと思ったら、15000円の席を除いて全部売り切れ！だったんどすえ！！(*_*;
しからばＢ級グルメの原点・・・じゃなくて一幕見席の原点に立ち戻って並びましょうぞ！
この日はさすがに2時間前から並んだおかげで2番目を確保しました(^^)v
2部は総入れ替えですから必ず良席が確保できることでございましょう

【その２．待ち時間を有効に使うべし】
今日はしのだ寿司の助六7個（682円）という歌舞伎向きのランチを用意してございます
こちらの稲荷寿司は甘味が強いですね、でも、美味しいですわ(^_^)
食べ終わったらタイ語のお勉強です、ルンルン♪♪
見ていると、歌舞伎座お別れと知って駆け付けて来たお客が「4月前売りは全席売り切れです」と聞いてアングリするシーンが多々見られました

カッカッカッ・・・！前売りなんて期待しないで並びなさいましよ～(^_^)
いやいや、一幕見の列も混んできましたね
2番目の私としてはもっともっと混んでほしいところです
そういえば2月公演では籠釣瓶を見ようと並びに来たんですが、満員で入場断られましたっけ
【その３．あせらず上がろう】
さて、いよいよ開場です
2幕分の切符を買って4階の一幕見席に向かいます


階段が急なのでご注意ください、あせって前の人を追い越したりしないのが人の道ですぞ(^^ゞ

【４．黄金の席を確保しよう】
さて、着いたら迷わず前列中央の席を確保しましょう
中央の席は端の席、つまり通路に出やすい席、ではないので普通は避けますが、ふっふっふっ！
そこが素人の悲しさ(^_^)

この黄金の席はご覧のように前の3階席が階段口と通路になっていますので、前席の人の頭に視界を遮られることなくゆーっくりと芝居が楽しめる、唯一の、それこそ黄金の席なのでございますよ
【５．双眼鏡を忘れずに】
席の前に置いてあるのが、お茶と双眼鏡です
一幕見席からゆっくり見るのはやっぱこれが必要です
さて、「歌舞伎座さよなら公演 御名残三月大歌舞伎 第2部」の出し物は、「菅原伝授手習鑑 筆法伝授（ひっぽうでんじゅ）」→ちと、お眠むでした(^^ゞ
それに「弁天娘女男白浪（べんてんむすめめおのしらなみ）」
やっぱ河竹黙阿弥最高です
疑問だった、弁天小僧の万引シーンも確認できて満足でごわすわ(^^)v

えーい、助六はどうしたのかな？せっかく助六寿司としゃれたのに
いっけねー、助六由縁江戸桜（すけろくゆかりのえどざくら）は来月だった～！
ってことで来月も来ちゃろ(^^)v
今は言えませんが来月も秘策ありでごわす
あ～、この秘法も4月で終わりか～かなすいの～(>_<)
神田志乃多寿司 千代田区神田淡路町2-2