加賀鳶と幕間に走る歌舞伎蕎麦
2017年 07月 05日
海老蔵、休みなしで歌舞伎座公演なんです
加賀鳶の鳶頭の梅吉と按摩の道玄、これは見に行くしかないでしょう
チケットは取っていません、幕見です
しかし、先週で退職した身ですので平日に早めに行けば楽勝でしょう(^^ゞ
以前、土曜日ですが11時開演の幕見で10時前にいったら誰もおらず、係りの人が椅子を並べるところでしたもんね
でも、もしかしたら・・・
うわ、じぇじぇじぇ~でございます
まだ、10時前なのにこの列はなんなんだ!?しかも平日、水曜なんですよ(*_*;
1幕目の矢の根はすでに立見だそうです
なんでも、外人さんに人気だとか、理由は700円と安いから・・・じぇじぇじぇ(^_^;)
矢の根が終わった幕間は30分ありますから、歌舞伎座裏の歌舞伎蕎麦に走ります
国立では遅刻しちゃったけど、今回は往復12分、蕎麦15分でもOKのはずです
以前、歌舞伎蕎麦を食べた時は旧歌舞伎座の時代でしたね⇒歌舞伎蕎麦
あの頃は、奥まってはいたけど歌舞伎座正面の脇でした
しかし、今は裏の路地に追いやられちゃった感じでございます(^_^;)
メニューは、うーん、昔の方がいろいろあった気がするけど・・・
今はかき揚げと、とろろ以外の種物はないみたいですね
かき揚げはタマネギ入りだと思われるので、もりでいいかな(^^ゞ
ところが、混んでいるんです
カウンターに座れないひとが2人、券売機のところの待合椅子で待っていました
ううむ、これも誤算ですが・・・まあ、大丈夫でしょう
券は、もり380円と蕎麦大盛り70円を購入しました
おお、すごい大盛り!
いけね~、そばつゆにネギが入っちゃってますよ・・・(^_^;)
「すみませーん」「ネギなしね?」「お願いしまーす」てな感じです
たっぷりの蕎麦をつまんで、つゆにどっぶりと浸け、もぐもぐと食べます
江戸っ子は、蕎麦の先だけを汁に浸けて、ズズズーっとかっこむ・・・らしいですが、そんな演出をしている余裕はございません(^^ゞ
ごちそうさま~旨かったよ~(^_^)
さて、加賀鳶、私の大好きな芝居でございます
按摩の道玄(海老蔵)が義理の姪のお朝の奉公先を訪ね、その家の主人にお朝と関係したろ・・・金を出せと強請ます
全く根も葉もないことなんですが、相棒の女按摩と示し合わせて、お朝の手紙なども偽造してあるもので、主人も追い詰められます
1時は50両(今なら500万)払うというとこまでいくんですが、鳶の頭、松蔵が現れてすべておじゃんになります
ちと納得がいかないのは、嘘で固めた言い掛かりとばれても、その嘘の手紙を10両で買うんです
嘘がばれても膏薬代をよこせとすごむ、弁天娘と似てますね(^^ゞ
加賀鳶を見て外に出ると、おお、すっかり真夏になっていました
ちなみに積み上げた酒樽は加賀鳶という銘柄です
そして、夏の幕見待ち恒例の霧付き扇風機が活躍してました(^^ゞ
これ涼しくて助かるんだよね・・・
歌舞伎蕎麦 中央区銀座4-12-2
明日から1週間、台湾旅行に行ってきます
ああ、リタイヤしてよかった(^^)v