ヤシガニは飼わずに食べたのだ
2007年 06月 27日
那覇の牧志公設市場の1階で売っているんじゃないのか? 見つけたら2階の食堂で料理してもらおうという単純な計画です
しかし、聞けば乱獲で数が減り、絶滅危惧種に指定されているとか・・・(ーー;)
はたしてそんなもんが市場で売っているのでしょうか?
・・・・と思ったら売っていました
魚屋のお兄さんに聞くと1キロ1万円だとか、大きいのは1万2千円もします
売り込みの上手なそのお兄さんに「どのくらい生きるの?」と聞くと、「このままでも1ヶ月や2ヶ月は生きるよ、餌はやるけどね」
「東京にもって帰っても、別の水槽(水はいらない)に移せば1年だって生きるよ」
なるほど、なるほどと聞いていると(^_^)
「大将に交渉してまけるから、買ってよ」とのこと、でも高いのだこの店のは・・・(^_^;)
「ところで・・・」お兄さんが聞きます「飼うの?それとも食べるの?」
いくつもある魚屋を回ると、あるある、他でもプラのケースに入った生きたヤシガニが売られています
割とリーズナブルな5千円、6千円代もありますね
中でも、1匹2800円というヤシガニが目に付きます、大きさもそこそこ、どうもキロ1万円という価格よりも安そうですね
本当は例え1匹1万5千円でも食べるつもりで来たのですから恩の字です
ここらで決断しましょうか(^^ゞ
おじさんに決断した旨を伝えると、一緒に生きたセミエビもどうかというお誘い、重さを測るとそれも2800円です
「セミエビは刺身で、アワビや海ブドウもサービスするよ」無口だと思ったこのおじさんも、けっこう商売上手です、負けましたこの際ついでにいっちゃいましょう(^o^)丿
普通は牧志市場の1階で買って、2階に並ぶ食堂で料理してもらうのですが、その魚屋の契約しているのは外の店のようです
おじさんと一緒に店(炭火焼の店でしょうか?)へ行きカウンターに座ります
まだ早いので、お客の姿は見えません
どうやらセミエビの刺身は魚屋で作り、ヤシガニは店で調理するようです
店の女の子、ヤシガニを見て笑い転げています、ヤシガニ食べる客は初めてなんでしょうかね(^_^;)
オリオンの生を飲んで待つうちセミエビが来ました
これは豪華ですよ!(*^_^*)
セミエビの姿造り、海ブドウの他、タコの刺身と貝の刺身が2種、訊けばアワビとサザエという答えでしたが、沖縄の類縁種のような気がします
左側の生ウニに似た円筒形のオレンジ色のはセミエビの味噌だそうです
これは珍しいですねえ、嬉しいです
セミエビ旨いです!この刺身の旨さは感動ものでした(昔、セミエビのボイルは食べたことがあるのですが・・・)
刺身をたっぷりと堪能しているといよいよヤシガニ登場です
こちらはボイルに30分かかるそうな
おお、これなのか~!紫色の体が茹でられて赤く変わっています
異様なお姿ですが、ヤシガニといってもヤドカリの仲間だそうです
さて、こちらのお味ですが、茹ですぎてスカスカのカニの身みたいな感じ、あまり旨いものではございませんでした(^_^;)
サイズも1万2千円のとは比べるべくもありませんので、剥くのに苦労します
しかし、特筆すべきはお腹の味噌でしょう
すっごい濃厚なんです、上海ガニを思わせる濃厚さです、しかも脂がすごい!
これが30分茹でたあとの姿とはとても考えられません
お肉をほじって味噌に浸けるとなかなかgooでしたぞ!(^_^)
でもですね、kimcafeはもう2度とヤシガニを食べることはないかなと思います
いいえ、まずいとか損したとかじゃなくて・・・絶滅しちゃうとまずいかな・・・と
魚屋さんに払ったのは2800円+2800円-100円(おまけ)=5500円
お店には、調理代500円+オリオン生ビール550円?
以上、〆て約6500円のOKINAWAの夜でした
儀間鮮魚店 那覇市松尾2-10-1 第一牧志公設市場内
おきなわ食堂 那覇市松尾2-11-1
牧志公設市場の様子はこちらでどうぞ
☆今日のダイエット情報☆
★体重63.3㎏ 体脂肪率17.0%
★歩数 11000
★セミエビとヤシガニ⇒対象外
(適合度はkimcafe主観で、優、良、可、不可、大不可で表す)
B級グルメTOP
お腹が減って困ります。
さて、今日のどなんのおつまみは何にしようかな?
「未知の体験は全てに優先する」の信念で、どう見ても不味そうなカブトガニに挑戦しましたが、ヤシガニのほうが美味しそうですわね。
サリガニも美味ですぞ!